Skypeの暗号化について。
主に備忘録的にクリッピングしておく。
Skypeの暗号化に関する、Skype公式サイトでの質問回答内容を抜粋。
2011年3月8日現在の内容。
◆Skypeは安全ですか?
はい。別のSkypeユーザと通話する場合は、通話内容を強力な暗号化アルゴリズムで暗号化して、プライバシーを保護しています。また、P2Pネットワークの別のユーザを介してSkype通信がルーティングされる場合もあります。Skypeの暗号化機能によって、悪質なユーザの盗聴も防ぐことができます。
まずは、基本的に暗号化されている事が前提である、ってことですね。
◆どのような暗号化アルゴリズムが使用されていますか?
Skypeでは、機密情報を保護するために米国政府機関が使用しているAES(Advanced Encryption Standard)(「Rijndael」とも呼ばれる)が採用されています。また、Skypeの通話やインスタントメッセージのデータを確実に暗号化するため、合計1.1×1077個の鍵の可能性がある256ビット暗号化が使用されています。AESの対称鍵の交渉には、1024ビットRSAが使用されています。ユーザの公開鍵は、ログイン時に1536または2048ビットのRSA認証を使ってSkypeサーバによって認証されます。
AESによる暗号化である、と。
◆Skypeの通話にはセキュリティ保護や暗号化が採用されていますか?
Skype同士の音声、ビデオ、インスタントメッセージの会話内容は強力な暗号化アルゴリズムで暗号化されており、送信中のプライバシーを保護しています。
通話に公衆交換電話網(PSTN)通話が関与する場合は、状況が異なります。 固定電話や携帯電話はPSTNを使用します。
Skype同士(コンピュータ間) の通話は安全で、暗号化されています。
SkypeからPSTN(固定電話や携帯電話を含む)への通話は暗号化されていません。
例えば、Skype同士のユーザ2人とPSTNのユーザ1人で会議通話を行った場合、PSTNの部分は暗号化されませんが、Skype同士の部分は暗号化されます。
通話は「Skype同士」であれば暗号化しているわけですね。
ただし、いわゆる一般電話及びケータイは暗号化されない、と。
ま、当然ちゃ当然ですね、電話網側の暗号化はSkypeで解決できる問題では無いですからね。
◆ファイル送信にはセキュリティ保護が採用されていますか?
はい。ファイル送信にも通話と同じ暗号化方式が使用されています。
ここ、あまり知られていないような気がしたので書いておく。
ファイルの送受信も安全である、と謳っています。
◆チャットにはセキュリティ保護が採用されていますか?
はい。 チャットにも通話と同じ 暗号化 方式が使用されています。
チャットも同様ですね。
ただし、いくらSkypeが安全だからと言って、Skypeを利用しているパソコンが
ウイルスやマルウェアにひっかかっていたら元も子も無いので、
Skypeを普段使わないような場所で利用するには、少し注意が必要そうです。
例えば、仕事で使う場合は自動履歴をOFFにするとかですね。
IE6からIE8に変えなければいけない理由が増えました。
というわけで、前回の記事からさらに
追加のニュースソースが来たので、列挙しておきます。
Yahoo!JAPANもIE6サポート終了へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/10/news043.html
pixivがIE6のサポート終了 「対応にコストかかりすぎる」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/16/news075.html
IE6を永眠させるべき10の理由
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/09/news014.html
電子書籍の(なかなか)明けない夜明け
というわけで、同名の記事URLをはりつけておく。
電子書籍の(なかなか)明けない夜明け
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/yoake/20100928_396436.html
非常に細かなデータもあるし、4大マスとネットメディアの広告売上比率的なものもある。
これまで「ネットじゃ商売にならねえよ云々」とか言ってる人たちは、
このデータを見て猛省して、ネットを活用して売上を稼いでいる人の爪垢煎じて飲めと。
オールドタイプな人のほとんどは、ネットは画面のもの・・・と思っている人が多い。
Amazonがあれだけ売れているのは、レコメンドエンジンや分かりやすさだけではなく、
例えばたのめ〜るやASKULを凌駕するほどの「当日お届け便」サービスや、
各種予約、カートや購入を楽にする仕組み、そして・・・それらを支えるために
国内に大きな2か所の物流倉庫(しかも日通・佐川・ヤマトの各センターと隣同士で直結)
があり、高度な物流制御技術を有してサービスを運営していることを知らない。
もしもあなたが、Amazonサービスの利用者なら知る必要がない。
が、業界人を自任して、ビジネスを動かす立場にある人物だと自分が思うなら、
こうした「画面の裏側にある努力」を決して見逃してはならない。
かつて、PlayStationが既存のゲーム流通システムを破壊再構築していったように、
今後はすべての流通小売業が変革を実行していく。いや、現在進行形でだ。
今回のニュース記事はあくまでデジタルコンテンツと書店流通に絡んだ話だが、
そうでない業界の人もよく読んでおいたほうが良い記事だと思いました。
ケータイサイトの画面確認を楽にする2つの方法
タイトルの通り、ケータイサイトの確認を簡単に行える方法を探していたら
良さそうなのをいくつか発見したので、メモ。
FireMobileSimulator(Firefoxアドオン型の確認ツール)
http://firemobilesimulator.org/
Gooモバイル サイトビューワ(サイトURLを打ち込むだけのカンタンツール)
http://emu.mobile.goo.ne.jp/emu/emu.php
WindowsXPの「wuauclt」をなんとかする
我が家のPCも何かと起動時にメモリを食うようになってきました。
ので、いくつかプロセスをチェックしてると、やはりwuauclt.exeが
起動時に異常にメモリを消費している模様。
なので・・・
Windows XP が重いので高速化−wuauclt.exe のメモリ削減
http://www.inoran.com/archives/2009/0523_1753.php
ここを参考に、メモリの削減を実行。
要するに、サービスマネージャでAutomaticUpdatesを止めて、
C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\DataStore の中身を丸ごと削除して、
止めたサービスを再起動するというだけのこと。
これで少し快適になってくれれば・・・!
Microsoft製品のサポート期間を確認する
というメモ。
プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧
http://support.microsoft.com/gp/lifeselect
Windows Vista RTM / Windows XP Service Pack 2 (SP2)
/ Windows 2000 (Server / Professional) 製品のサポート終了についてのご案内
http://www.microsoft.com/japan/windows/lifecycle/default.mspx
そろそろXPも危険か・・・。
WindowsXP(SP3込み)のインストールディスク作成。
新規にWindowsXPをインストールする時に、
「ああもうWindowsUpdateとかめんどい!!!」
と思ったこと、ありませんでしょうか。
私も「めんどくせー!」と思ったひとりでして、
会社の同僚に聞いたところ、UpdateやServicePack込みの
インストールディスクを作れることが判明。
というわけで、タイトル通りブータブルディスクを作成してみた。
実際に1台PCを組み立てる機会があったので、
やりながらメモとしてまとめてみます。
#注意!下記は私が試した結果を述べているだけですので
#ご自分で実施する際は自己責任でお願いします!
【参考記事】
WindowsXP SP3 適用済みブータブルCD作成メモ
http://funsrv.blogspot.com/2008/05/windowsxp-sp3-cd.html
Service Pack 適用済みブート可能 CD-ROM を作成するには
http://homepage2.nifty.com/winfaq/wxp/setup.html#1421
【作成方法】
◆1.下準備
下記4点を揃える。
IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3
ネットワーク インストール パッケージ(SP3の本体)
ダウンロードした「WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exebbie.exe」
というファイルをそのまま使う。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=5b33b5a8-5e76-401f-be08-1e1555d4f3d4
BBIE最新版
(WinXPのCDから、必要なファイルを抜き出すソフトウェア。bbie.exeだけ使う。)
http://www.nu2.nu/bbie/
ZIPパッケージをダウンロードした後、解凍してexeファイルを取り出す。
CDRToolsパッケージ最新版(ISO作成に使用。mkisofs.exe、cygwin1.dllだけ使う。)
ftp://ftp.berlios.de/pub/cdrecord/alpha/win32/
※Anonymous FTPでアクセス
なお執筆時点で最新のZIPパッケージは
「cdrtools-1.11a12-win32-bin.zip」
というバージョン。
解凍して、先述した2つのファイルを取り出す。
自分で持っているWindowsXPのインストールディスク
◆2.作業フォルダを下記の通り設定して、ファイルを配置する
(CDドライブ以外に、700MB以上の空きがあるHDDを2つ使うと効率が良いらしい)
No. | 役割 | フォルダ | 作業前に入れておくもの |
1 | DVD/CDドライブ | F:\ | なし |
2 | WindowsCD-ROMのコピー先 | D:\XP3Temp | なし |
3 | 作業フォルダ | E:\XP3Temp | WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exebbie.exe、mkisofs.exe、cygwin1.dll、sp3.bat(←次で説明します) |
(フォルダ名は例です)
◆3.バッチファイルを作成する
上述した参考記事に記されていたバッチファイルを作成する。
若干カスタマイズしてみた。
下記のテキストをメモ帳などにコピペして「sp3.bat」など名前を付けて保存する。
最初の3行の「SET○○」のイコールの後には
SET TMPVLM=D ←WindowsCD-ROMのコピー先のドライブ名 SET CDDRV=F ←DVD/CDドライブ名 SET BOOTDATA=XP3Temp ←WindowsCD-ROMのコピー先のフォルダ名
を書く。
フォルダ名は、「Working\XP3Temp」のように¥マーク(バックスラッシュ)でつなげば
作業フォルダの指定を下層にすることも可。
↓↓↓これをコピペして、SET○○の行だけ編集してみてください!
SET CDDRV=F SET TMPVLM=D SET BOOTDATA=XP3Temp md %TMPVLM%:\%BOOTDATA% xcopy %CDDRV%:\ %TMPVLM%:\%BOOTDATA% /e windowsxp-kb936929-sp3-x86-jpn.exe /integrate:%TMPVLM%:\%BOOTDATA% bbie %CDDRV%: copy image1.bin %TMPVLM%:\%BOOTDATA% mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o winxpsp3.iso %TMPVLM%:\%BOOTDATA% del /f/q/s %TMPVLM%:\%BOOTDATA%\*.* rd /s/q %TMPVLM%:\%BOOTDATA%
作成したら、そのファイルを先ほどの作業フォルダのところへ置く。
◆4.実行
先ほどのbatをダブルクリックすると、作業が開始される。
時おり、アラートやら確認ダイアログなどが出るので、
指示に従いながらクリック。
ちなみに、WindowsCDの読み込みが途中で固まった様子があれば、
フツーにCDを一旦取り出して、入れ直すと続行したりする。
(この時も確認ダイアログが出るので、続行を選んでクリック)
◆5.焼く
バッチが終了すると、先ほどの作業フォルダに
「winxpsp3.iso」というISOファイルができるので、
何かしらイメージを焼きこむソフトを使って、焼く。
実際に、WinXPHomeSP2のインストールディスクを利用して
上記バッチファイルで作成してみました。
結果は、ふつうにインストールディスクとして使えている模様。
無事に、ノートパソコンのOS再インストールを行うことができました。