電子書籍の(なかなか)明けない夜明け


というわけで、同名の記事URLをはりつけておく。


電子書籍の(なかなか)明けない夜明け
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/yoake/20100928_396436.html


非常に細かなデータもあるし、4大マスとネットメディアの広告売上比率的なものもある。
これまで「ネットじゃ商売にならねえよ云々」とか言ってる人たちは、
このデータを見て猛省して、ネットを活用して売上を稼いでいる人の爪垢煎じて飲めと。


オールドタイプな人のほとんどは、ネットは画面のもの・・・と思っている人が多い。
Amazonがあれだけ売れているのは、レコメンドエンジンや分かりやすさだけではなく、
例えばたのめ〜るやASKULを凌駕するほどの「当日お届け便」サービスや、
各種予約、カートや購入を楽にする仕組み、そして・・・それらを支えるために
国内に大きな2か所の物流倉庫(しかも日通・佐川・ヤマトの各センターと隣同士で直結)
があり、高度な物流制御技術を有してサービスを運営していることを知らない。


もしもあなたが、Amazonサービスの利用者なら知る必要がない。


が、業界人を自任して、ビジネスを動かす立場にある人物だと自分が思うなら、
こうした「画面の裏側にある努力」を決して見逃してはならない。


かつて、PlayStationが既存のゲーム流通システムを破壊再構築していったように、
今後はすべての流通小売業が変革を実行していく。いや、現在進行形でだ。


今回のニュース記事はあくまでデジタルコンテンツと書店流通に絡んだ話だが、
そうでない業界の人もよく読んでおいたほうが良い記事だと思いました。